1. HOME
  2. TOWA GLASS

TOWA GLASS

「亀は万年」と長寿を意味し、
古来は祭具としても使われてきたべっ甲。
その元となるのは、世界でたった一種類のウミガメ。
希少なべっ甲の美しさは、江戸時代は庶民の憧れの一品でした。
そして現代に伝承した江戸べっ甲の伝統技術は、
べっ甲を貼り合わせてつなげることにあります。

柄と柄の掛け合わせによって、新たな模様が生み出され、
同じものは世界に二つと存在しません。

TOWA GLASSは、そんなべっ甲の
貼り合わせ技術によるワイングラスです。
ウミガメは日本で育て、グラスや金具、接着加工に至るまで、
MADE IN JAPANにこだわりました。

特別な人へのギフトに。特別なお祝いの一席に。
お使いいただく方の幸せが、末長く続いていきますように。
その幸せが、日本の伝統工芸と共に、
次世代へと末長く受け継がれていきますように。

TOWA GLASSは、永遠の幸せを願う、特別な一脚です。

真のものづくり

中小企業の
知恵が結集

TOWA GLASSの特徴は、取り外し可能なグラス。ワインを楽しむには、種類に合わせてさまざまな形状のグラスが使われています。シチュエーショ ンに合わせて付け替えができるよう、グラス製造、金属加工、穿孔加工、接着加工など、複数の国内メー カーの協力をいただき、グラスを取り外し可能にしました。繊細な取り扱いが求められるべっ甲部分を分離させることで、グラス部分のお手入れが簡単になり、末長くグラスを愛用いただけます。

二百年以上
受け継ぐ 「技」

べっ甲の伝統技術は、異なるべっ甲同士の貼り合わせにあります。用いるのは、水と熱と圧力。化学物質は一切使いません。シンプルでありながらも、素材の選定から圧着の微妙なコントロールに至るまで、高度な知識と長年の経験が求められ、日本のべっ甲加工技術は世界でも類稀なものとして評価されています。TOWA GLASSは、1802年(享和2年)から現・7代目に至るまで、脈々と受け継いできた技術によって実現しました。

日本生まれのべっ甲

べっ甲の材料となるタイマイは、1993年ワシントン条約で国際移動が禁止され、20年以上もの間、国内への供給が絶たれています。その流れの中で、べっ甲職人も減少の一途を辿っています。べっ甲文化をこれからの時代に残すために、沖縄県石垣島にてタイマイ養殖のプロジェクトが立ち上がりました。石川べっ甲製作所も江戸べっ甲の継承者として、本プロジェクトに参画し、TOWAGLASSは、養した国産のウミガメを使用しています。