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バレッタの磨き直し

今回はバレッタ(髪留め)の磨きのご依頼です。バレッタは髪の油分や整髪料が付いてしまうので、ツヤが無くなりやすいです。

結構ツヤは無くなっているのですが、表面はザラザラしていないのが良かったです。グラインダーで下磨きをした後に、布バフで磨いて仕上げます。下磨きはやりすぎると形が変わってしまいますので、気を付けないといけません。下磨きの画像は無いのですが、布バフで磨いている画像です。

これでピカピカに仕上げます。最後に彫りの隙間に入ってしまった研磨剤を、べっ甲を傷つけないよう丁寧に取って完成です。

べっ甲はツヤが無くなってしまったら、機械で手作業で磨かないとツヤは戻りませんので、ツヤの無さが気になったり、触って少しでもザラつくようであれば磨いたほうがいいので、ご相談ください。べっ甲であればなんでも磨けるという訳でもなく、蒔絵が描かれていたり、細工が細かい物は磨けない可能性もございますので、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。